921.JR関西本線桑名駅



JR桑名駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する関西本線の駅である。
また近畿日本鉄道と敬老鉄道が島式2面4線のホームを共同使用している。
1番線は関西本線下り主本線、2番線は上り主本線、3番線は関西本線上下待避線、
4番線は養老鉄道養老線、5番線は欠番で6番線は近鉄名古屋線下り、7番線、8番線は近鉄名古屋線上りが使用する。
橋上駅舎化され、画像の東口はJR東海管理、西口の地上駅舎は近鉄の管理である。
またナローゲージの三岐鉄道北勢線西桑名駅も近接しており、徒歩圏内である。
桑名に初めて駅が出来たのは、1894年7月5日に関西鉄道が四日市から桑名仮停車場まで延伸した時に始まる。
1985年5月24日に桑名仮停車場から桑名駅まで延伸、当時に桑名仮停車場は廃止された。
同年11月7日には弥富まで延伸、名古屋までの既存線とも繋がる。
1907年10月1日に関西鉄道は国有化、1909年10月12日の線路名称制定により関西本線となる。
1919年4月27日に養老鉄道により桑名から養老までが開業した。
この養老鉄道は初代で現在の養老鉄道とは別会社である。
養老鉄道は1922年6月13日に会社合併により揖斐川電気に継承され、
1928年4月6日に揖斐川電気の鉄道部門が分社化、養老電気鉄道に継承された。
1929年1月30日に伊勢電気鉄道が桑名から四日市まで延伸、同年10月1日伊勢電気鉄道と養老電気鉄道が合併、
伊勢電気鉄道線が本線、養老電気鉄道線が養老線となった。
1936年5月20日には伊勢電気鉄道が同社養老線を養老電鉄に譲渡、
同年9月15日に参宮急行電鉄が養老電気鉄道を合併、伊勢電気鉄道本線は伊勢線に改称された。
1938年6月26日には関西急行電鉄線が名古屋まで開通、
同年12月7日に参宮急行電鉄の線路名称制定により伊勢線の桑名から江戸橋間が名古屋線の一部となる。
1940年1月1日に参宮急行電鉄と関西急行電鉄が合併、さらに同年8月1日には養老電鉄とも合併している。
1941年3月15日には大阪電気軌道と参宮急行電鉄が合併、関西急行鉄道となる。
1944年6月1日に戦時統合により関西急行鉄道が近畿日本鉄道に改組された。
2007年10月1日に近鉄養老線が近畿日本鉄道から分離、養老鉄道に譲渡された。


画像 dd08046
撮影時刻 2007/03/17 12:54:09

JR桑名駅西口。


画像 dd08059
撮影時刻 2007/03/17 15:11:45




REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2014