932.しなの鉄道屋代駅



しなの鉄道屋代駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有するしなの鉄道線の駅である。
単式ホームの1番線は下り長野方面、2番線は待避線、3番線は上り軽井沢方面が使用する。
かつては長野鉄道屋代線も接続しており、しなの鉄道の東側に島式1面2線の地上ホームがある。
島式ホームであったが、4番線はフェンスで囲まれており、5番線のみを使用していた。
長野電鉄は1920年に創立した河東鉄道と1923年に創立した長野電気鉄道が、
1926年9月30日に合併して誕生した地方鉄道である。
JR長野駅から須坂を経由して湯田中に至る長野線33.2kmと、
長野線須坂からしなの鉄道屋代までを結ぶ屋代線24.4kmを所有していたが、
1925年に開業した河東線信州中野−木島間は2002年4月1日付けで廃線となっている。
この屋代線も2012年4月1日付けで廃止になった。
屋代駅はしなの鉄道の管理駅で、長野電鉄が間借りしている形になっている。
1番線から3番線がしなの鉄道をが使用し、5番線が長野鉄道のホームとなっている。
しなの鉄道のホームや駅舎はコンクリート製だが、長野鉄道のホーム屋根や待合室は木造製である。
1888年8月15日に信越線の駅として開業したが、工事の遅れから一般駅として開業したのは同年9月15日になってからだった。
1909年10月12日の線路名称制定により信越本線の所属となる。
1922年6月10日に河東鉄道により屋代から須坂の間が開業、1926年9月30日に河東鉄道と長野鉄道が合併、
長野鉄道河東線となるが、2002年9月18日に河東線は屋代線に名称変更した。
1997年10月1日に長野新幹線が開業、同時に信越本線横川から軽井沢の碓氷峠区間が廃止、
軽井沢から篠ノ井までの並行在来線部分がJR東日本から分離、しなの鉄道に移管された。
2012年4月1日には長野鉄道屋代線が廃止され、しなの鉄道の単独駅となった。


画像 dd08252
撮影時刻 2007/04/21 10:09:16



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