952.JR東海道本線膳所駅



JR膳所駅は島式2面4線の地上ホームを有する東海道線の駅である。
東海道本線のうち、大阪から米原までの区間には琵琶湖線の愛称がつけられている。
1番線下り草津線直通列車、2番線は下り主本線、3番線は上り主本線、4番線は上り副本線となっており、
更にホームのない通過線が1番線と4番線の外側に設置されている。
かつては6番線の外側には太平洋セメント大津サービスステーションへの専用線があった。
因みに「膳所」は「ぜぜ」と読む。
1880年7月15日に官設鉄道によって大津から大谷まで延伸した時に開業した。
開業当時の駅名は“馬場”で、1889年7月1日には関ヶ原から馬場までの区間が開業、
この新線の開業で現在の東海道本線にあたる官設鉄道が新橋から神戸までの全線が開通した。
それまでは京都から馬場までは急勾配があり、補助機関車の連結が必要であり、
さらに大津から長浜までの区間は太湖汽船という海上交通によって繋がっていた。
1895年4月1日の線路名称制定により東海道線、1909年10月12日にの線路名称制定により東海道本線の所属となる。
1913年6月1日に馬場から大津に改称、同時にそれまで大津だった駅は浜大津に改称された。
それまで馬場から大津までの区間は大津線として旅客営業されていたが、
名称変更変更前の同年3月1日に旅客営業は廃止され、東海道本線の貨物支線となった。
1921年8月1日に再び“馬場”に改称、これと同時に馬場から起用とまでが新線に切り替えられた。
1934年9月15日に現在の駅名である膳所に改称された。
1947年1月25日に膳所から浜大津の貨物支線を使って江若鉄道が乗り入れたが、1965年7月10日には廃止された。


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撮影時刻 2007/07/07 11:17:32



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