974.わたらせ渓谷鉄道相老駅



相老駅はわたらせ渓谷鉄道わたらせ渓谷線と東武鉄道桐生線の共同使用駅である。
わたらせ渓谷鉄道の管理駅となっていて、改札は共有している。
わたらせ渓谷鐵道は相対式2面2線の地上ホームを有し、1番線は上り、2番線は下りが使用する。
東武鉄道は島式1面2線の地上ホームを有する3番線は上り、4番線は下りが使用する。
2番線と東武鉄道の島式1面2線へは駅舎の外に設置された跨線橋を利用する。
屋根がついていないので遠目に見ると横断歩道橋のようである。
わたらせ渓谷線は元国鉄足尾線が分離され第三セクター化された鉄道会社で、桐生から間藤までの44.1kmを有する。
国鉄足尾線は民間鉄道の足尾鉄道によって敷設されたもので、
1911年4月15日に足尾鉄道下新田連絡所から大間々町(現・大間々)が開業、この時に“相生”の駅名で開業した。
桐生から足尾鉄道下新田連絡所までは官設鉄道両毛線に乗り入れていた。
1912年7月1日に“相生”から“相老”に改称された。
その後、足尾鉄道は延伸を続け、1912年12月31日に足尾まで延伸、さらにその先は貨物線として延伸している。
足尾鉄道は日本の堂産出量の約4割を占める足尾銅山からの輸送のために建設されたが、
1913年10月13日には足尾鉄道を国が借り入れ、1918年6月1日に正式に国有化された。
しかし1973年2月23日に足尾銅山は閉山、それに合わせるように足尾線の輸送量も減り続け、
1984年9月11日に第2次特定地方交通線として廃止が承認、
1989年3月29日にJR東日本足尾線は廃止、同時にわたらせ渓谷鉄道にわたらせ渓谷線として転換された。
東武鉄道の相老駅が開業したのは1913年3月19日である。
駅の所在地は群馬県桐生市相生町二丁目であるが、兵庫県にある相生駅と区別するために“相老”という表記になった。
その経緯について東武鉄道のホームページによると、根本は一つだが途中で二つに分かれている松があり、
樹齢は300年をあるという県の天然記念物の黒松と赤松があり、その松にちなんで“相生”と名づけられたが、
兵庫県にある山陽新幹線も停車する山陽本線にも相生駅があるために、「相老」と変更された。
また、駅に掲示されている手書きの駅名由来には以下のように書かれている。

    相老駅の由来

 相老駅は謡曲高砂の一節「おいて白髪の生えるまで相たずさえて相生の松」から命名されたものと言い伝えられています。
 最近「おいて白髪の生えるまで」ということで縁起の良い駅名として結婚する若人の関心を集めています。
 なお、地名は群馬県桐生市相生で、駅は明治44年4月15日足尾鉄道株式会社が足尾鉄道を創設した際誕生し、
 国鉄が大正7年6月1日に買収したものです。


画像 dd08998
撮影時刻 2007/09/08 09:44:12



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