975.上毛電気鉄道赤城駅



赤城駅は上毛電気鉄道上毛線と東武鉄道桐生線の共同使用駅である。
上毛電気鉄道の管理駅となっていて、改札は共有している。
上毛電気鉄道上毛線は島式1面2線、東武鉄道桐生線は頭端式1面2線の地上ホームを有する。
駅舎と各ホームとは構内踏切で繋がり、
1番線は上毛電気鉄道上毛線下り、2番線は上毛電気鉄道上毛線上り、
3番線と4番線は東武鉄道桐生線の終着駅である。
徒歩圏内のわたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線大間々駅がある。
1928年11月10日に中央前橋から西桐生までが開業、同時に開業した。
開業当時は「新大間々」という駅名だった。
国鉄桐生線(現・わたらせ渓谷鉄道わたらせ渓谷線)に「大間々」という駅名が徒歩10分の距離にあるため、
開業当初は新大間々駅となったのだ。
1932年3月18日には東武鉄道桐生線が延伸してきて接続した。
東武鉄道はここから更にケーブルカーを設置して赤城山観光に力を入れようとして、
1957年6月11日に赤城登山鉄道株式会社を設立して鋼索鉄道を設置した。
そのため1958年11月1日に駅名を新大間々から赤城に変更した。
しかしこの鋼索鉄道は道路の整備などから利用客が減少し、
1967年11月15日に全線休止され、翌年6月1日には廃止された。
2003年1月6日には現在の駅舎が完成した。
新しい駅舎にも「赤城駅」の駅名表示の上に平仮名で「おおまま」と書かれている。
地元の人にとっては“赤城”という名称よりも“大間々”の方が馴染み深いのかもしれない。
現在の駅舎になったのは2003年1月16日である。


画像 dd09002
撮影時刻 2007/09/08 10:12:11



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