989.箱根登山鉄道箱根板橋駅
箱根登山鉄道箱根板橋駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する箱根登山電車の駅である。
1番線は箱根登山鉄道車線用、2番線は下り、3番線は上りが使用する。
以前は箱根登山鉄道車も小田原から箱根湯本間で運行されていたが、
2006年3月18日のダイヤ改正以降は小田急車の乗り入れのみとなり、
標準軌でホーム長の短い1番線は閉鎖されている。
箱根登山鉄道は1888年2月21日に国府津から湯本までの馬車鉄道建設を目的に設立された小田原馬車鉄道に始まる。
同年10月1日に国府津から小田原を経由して湯本までを結ぶ馬車鉄道が開業した。
小田原馬車鉄道は路線の電化に合わせて1896年10月31日に小田原電気鉄道に社名変更、
馬車鉄道として敷設された路線は1900年3月21日に全線電化された。
また1919年6月1日には箱根湯本から強羅までが開業、翌年1920年12月6日には国府津から小田原までの区間が廃止、
1928年1月20日に小田原電気鉄道は日本電力と合併して日本電力小田原営業所となった。
日本電力と合併した同じ年の8月13日に箱根登山鉄道に再度分社化された。
1935年10月1日に現在の路線である小田原−箱根湯本間の鉄道線が開業し、
市内線は箱根板橋−箱根湯本間が廃止され、1956年6月1日に小田原−箱根板橋の市内線も廃止された。
箱根板橋駅もこの登山電車の開業と同時に1935年10月1日に開業した。
ホームからは東海道新幹線の高架線も見える。
画像 dd09076
撮影時刻 2007/09/15 12:14:46
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