991.京成電鉄谷津駅



京成電鉄谷津駅は島式1面2線の地上ホームを有する本線の駅である。
橋上駅舎化され、1番線は上り、2番線は下りが使用している。
線路の北側台地が切り立った形になっており、北口は台地の上に直接出る形でほとんど段差がない。
逆に画像の南口は並行して走る国道14号を跨ぐ歩道橋が設置され、階段などで下に降りる形になっている。
京成電鉄は東京と成田山新勝寺を結ぶ参詣鉄道として1909年6月30日に京成電気軌道の社名で設立された。
1912年4月27日に帝釈人車軌道を買収、同年11月3日に自社建設の押上から曲金(現・京成高砂)、市川仮駅が開業した。
1913年10月21日には帝釈人車軌道を改築して金町線が全通、
本線も1914年9月1日に市川新田(現・市川真間)まで延伸、1915年11月13日に中山まで延伸、
1916年12月28日に船橋まで延伸され、ここから先に千葉方面に路線が建設されることとなり、
1921年7月17日には千葉まで延伸され、この時に“谷津海岸”の駅名で開業した。
1927年8月21日に谷津支線が開業、京成遊園地(後の谷津遊園)へのアクセス線として谷津遊園地駅が設置された。
しかしこの支線は1936年5月に廃止、それに合わせて谷津海岸駅が“谷津遊園”に改称された。
戦時中に谷津遊園が閉鎖された区間は一時“谷津海岸”に戻されたが、
戦後、1948年4月1日に再び“谷津遊園”に戻された。
開業時は単式1面1線のホームが千鳥配置になっていたが、1967年頃に現在の形に改良された。
谷津遊園は1982年に閉園、それに合わせて1984年11月24日には駅名が“谷津”に変更された。


画像 dd09103
撮影時刻 2007/10/13 12:56:11

京成谷津駅北口。


画像 dd09102
撮影時刻 2007/10/13 12:54:20




REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2014