992.京成電鉄海神駅



京成電鉄海神駅は相対式2面2線の地上ホームを有する京成本線の駅である。
1番線は上り、2番線は下りが使用し、 駅舎とホームは跨線橋で結ばれている。
京成電鉄は東京と成田山新勝寺を結ぶ参詣鉄道として1909年6月30日に京成電気軌道の社名で設立された。
1912年4月27日に帝釈人車軌道を買収、同年11月3日に自社建設の押上から曲金(現・京成高砂)、市川仮駅が開業した。
1913年10月21日には帝釈人車軌道を改築して金町線が全通、
本線も1914年9月1日に市川新田(現・市川真間)まで延伸、1915年11月13日に中山まで延伸、
1916年12月28日に船橋まで延伸されたが、海神は少し遅れて1919年10月25日に開業した。
後の東武野田線の一部となる柏から船橋は北総鉄道(北総線を運営する北総鉄道とは別会社)によって敷設され、
総武鉄道に社名変更後の1929年12月25日に船橋から海神までが非電化で開業し接続した。
しかし利用客は伸びず、1933年11月1日には営業休止、翌年1934年4月3日には廃止された。
所在地は千葉県船橋市海神5丁目で、駅名は地名からつけられた。
地名の“海神”はヤマトタケルがこの地を訪れた時、海上に輝く船を見つけ、近づくと柱に神鏡が掛かっており、
それを浜に持ち帰って祀った場所という由来がある。


画像 dd09106
撮影時刻 2007/10/13 13:18:19



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