994.京成電鉄鬼越駅
京成電鉄鬼越駅は島式1面2線の地上ホームを有する京成本線の駅である。
1番線は上り、2番線は下りが使用し、 駅舎とホームは構内踏切で結ばれている。
京成電鉄は東京と成田山新勝寺を結ぶ参詣鉄道として1909年6月30日に京成電気軌道の社名で設立された。
1912年4月27日に帝釈人車軌道を買収、同年11月3日に自社建設の押上から曲金(現・京成高砂)、市川仮駅が開業した。
1913年10月21日には帝釈人車軌道を改築して金町線が全通、
本線も1914年9月1日に市川新田(現・市川真間)まで延伸、1915年11月13日に中山まで延伸、
1916年12月28日に船橋まで延伸され、ここから先に千葉方面に路線が建設されることとなり、
1921年7月17日には千葉まで延伸され、千葉線が全通した。
成田方面は1926年12月9日に津田沼から分岐して酒々井へ延伸、同年同月24日に成田花咲町まで延伸した。
成田花咲町駅は現在の成田駅より400m手前に設置された仮駅で、1930年4月25日に成田まで延伸した時に廃止された。
1931年12月19日に青戸から日暮里までが延伸、1933年12月10日に上野公園(現・京成上野)まで延伸された。
戦時中の1945年2月20日に軌道法から地方鉄道法に基づく鉄道に変更、
それに合わせて同年6月25日に社名を京成電鉄に変更した。
鬼越は1935年8月3日に“中山鬼越”の駅名で開業、
1943年2月1日に“鬼越”に駅名変更された。
所在地は市川市鬼越1丁目で、駅名も地名から取られている。
“鬼越”の地名の由来は諸説あるが、
この付近には良く鬼が出没していたことから“鬼子居(おにごい)”が訛って“鬼越”になったという説がある。
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撮影時刻 2007/10/13 13:58:16
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