998.JR奥羽本線湯沢駅



JR湯沢駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する奥羽本線の駅である。
1番線を上り、2番線を下り、3番線は湯沢始発列車が使用し、島式ホームは跨線橋で繋がっている。
奥羽本線は官設鉄道として青森から奥羽北線として、福島から奥羽南線として建設が始まった。
奥羽北線は1984年12月1日に青森から弘前が部分開業、1985年10月21日には碇ヶ関まで延伸、
1899年6月21日には白沢まで延伸、同年11月15日には大館まで延伸、
1900年10月7日には鷹ノ巣まで延伸、1901年11月1日には能代(現・東能代)まで延伸、
1902年8月1日には五城目(現・八郎潟)まで延伸、同年10月21日には秋田まで延伸、
1903年10月1日には和田まで延伸、1904年8月21日には神宮寺まで延伸、同年12月21日には大曲まで延伸、
そして1905年6月15日には横手までの延伸が完了した。
一方、奥羽南線は1899年5月15日に福島から米沢が部分開業、1900年4月21日は赤湯まで延伸、
1901年2月15日には上ノ山(現・かみのやま温泉)まで延伸、同年4月11日には山形まで延伸、
同年8月23日には楯岡(現・村山)まで延伸、同年10月21日には大石田まで延伸、
1902年7月21日には舟形まで延伸、1903年6月11には新庄まで延伸、
1904年10月21日には院内まで延伸、1905年7月5日には湯沢まで延伸、この時に終着駅として開業した。
同年9月14日には横手まで延伸して途中駅になり、この延伸で奥羽本線は全通した。
1925年に設立された雄勝鉄道によって1928年8月10日に湯沢から西馬音内までが開業した。
1935年2月13日には梺まで延伸して全通した。
戦時中の1943年10月16日には横荘鉄道などと合併、
1944年5月31日には羽後鉄道、1952年2月15日には羽後交通に社名変更した。
1967年12月1日には西馬音内から梺までが廃止、1973年4月1日には羽後交通雄勝線は全線が廃止となった。
駅には以下のように書かれた駅名の由来に関した解説がある。

    −湯沢駅−

 湯沢は、横手盆地南端の御嶽山から愛宕山麓沿いに位置しています。
 御嵩山麓には、かつて七人の落ち武者が温泉を発見して住みついたといわれる、
 「湯の原」部落があります。
 これにちなみ、湯沢の地名がついたといわれています。
 また、湯沢の南にある東鳥海山麓の一支谷、金池川扇状地の原野にも「湯の原」といい、
 これにちなんだという説もあります。


画像 dd09204
撮影時刻 2007/11/16 14:24:24



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