999.JR奥羽本線東能代駅



JR東能代駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを持つ奥羽本線の駅である。
また五能線が分岐しており、東能代が起点駅になっている。
1番線は奥羽本線上り、2番線は奥羽本線下りと五能線、3番線は奥羽本線上り始発列車と五能線が使用する。
駅舎側の1番線にはバスケットボールのゴールポストがあり、島式ホームとは跨線橋が結ぶ。
奥羽本線は官設鉄道として青森から奥羽北線として、福島から奥羽南線として建設が始まった。
奥羽北線は1984年12月1日に青森から弘前が部分開業、1985年10月21日には碇ヶ関まで延伸、
1899年6月21日には白沢まで延伸、同年11月15日には大館まで延伸、1900年10月7日には鷹ノ巣まで延伸、
そして1901年11月1日には当駅まで延伸、開業時は“能代”の駅名だった。
その後1902年8月1日には五城目(現・八郎潟)まで延伸、同年10月21日には秋田まで延伸、
1903年10月1日には和田まで延伸、1904年8月21日には神宮寺まで延伸、同年12月21日には大曲まで延伸、
そして1905年6月15日には横手までの延伸が完了した。
一方、奥羽南線は1899年5月15日に福島から米沢が部分開業、1900年4月21日は赤湯まで延伸、
1901年2月15日には上ノ山(現・かみのやま温泉)まで延伸、同年4月11日には山形まで延伸、
同年8月23日には楯岡(現・村山)まで延伸、同年10月21日には大石田まで延伸、
1902年7月21日には舟形まで延伸、1903年6月11には新庄まで延伸、
1904年10月21日には院内まで延伸、1905年7月5日には湯沢まで延伸、この時に終着駅として開業した。
同年9月14日には横手まで延伸して途中駅になり、この延伸で奥羽本線は全通した。
一方、五能線は東能代から川部までの147.2kmで、
1908年7月1日に官設鉄道として能代(現・東能代)−能代町(現・能代)が開業したのに始まり、
国鉄能代線として1932年10月14日には陸奥岩崎まで延伸した。
1918年9月25日には陸奥鉄道五所川原線が川部から五所川原まで開業し、
1934年12月3日には深浦まで延伸した。
1927年6月1日には陸奥鉄道が国有化され、国鉄五所川原線となった。
1936年7月30日には一気に陸奥岩崎−深浦間が開通し、
五所川原線と能代線を合わせた路線ということで五能線という名称になった。
能代駅は1909年11月1日に“機織”に改称、“能代”の駅名を“能代町”に譲る。
戦時中の1943年6月15日には“東能代”に改称された。


画像 dd09211
撮影時刻 2007/11/17 09:24:06



REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2015