25.JR中央本線御茶ノ水駅
JR御茶ノ水駅は島式2面4線の地上ホームを有する、
中央本線の駅でり、中央・総武緩行線に属している。
方面別ホームが採用されており、
1番線は中央快速線下り、高尾方面が使用、
2番線は中央・総武緩行線西行、三鷹方面が使用する。
3番線は中央・総武緩行線東行千葉方面が使用、
4番線は中央快速線上り、東京方面が使用する。
御茶ノ水から中央・総武緩行線秋葉原方面は、
中央快速線をオーバーパスするため、
秋葉原方のホームは段差が出来ている。
中央本線は甲斐(現・甲府)と武蔵(現・東京)を結ぶ鉄道として、
明治の鉄道黎明期に誕生した甲武鉄道が、
1889年4月11日に新宿から立川までの区間を開業させた。
同年8月11日には立川から八王子まで延伸、
1894年10月19日には新宿から牛込(現・廃止)まで延伸、
1985年4月3日には飯田町(現・廃止)まで延伸した。
1904年12月31日に飯田町から御茶ノ水まで延伸された。
1906年3月31日公布の鉄道国有法により、甲武鉄道は国有化された。
1908年4月19日には御茶ノ水から更に昌平橋(現・廃止)まで延伸し、
1909年10月12日に国有鉄道線路名称設定で中央東線となった。
1912年4月1日には万世橋が開業して昌平橋は廃止された。
中央停車場として建設された東京駅が1914年12月20日に開業し、
1919年1月25日に中央本線も東京駅に乗り入れとなった。
1925年11月1日には東北本線が秋葉原から延伸された。
戦後の1956年9月17日にはホームが増設され、
山手線と京浜東北線の乗り場が分離された。
御茶ノ水に駅が出来たのは甲武鉄道が1904年12月31日に、
飯田町から御茶ノ水まで延伸された時に終着駅として開業した。
開業時は現在地より新宿より、御茶ノ水橋の手前あたりで、
現在の駅前交番あたりに駅舎があった。
御茶ノ水は開業当時から電化複線で開業していて、
当時は相対式2面2線構造だった。
1932年7月1日に総武本線が両国から乗り入れ、
現在地に新駅舎が完成した。
中央・総武緩行線は早朝、深夜の時間帯は直通運転せず、
総武緩行線は千葉〜御茶ノ水の区間で運転、
御茶ノ水で折り返し運転するために、
2番線と3番線の間の引上げ線で折り返ししていた。
2020年3月14日のダイヤ改正とともに、
早朝、深夜の時間帯も直通運転となり、
原則として折り返しはなくなった。
御茶ノ水駅はさだまさしの「檸檬」に唄われた街で、
東京を出た中央快速線と、
秋葉原から来た中央・総武緩行線が合流する駅でもある。
ホームは神田川沿いに設置されていて、
西側に御茶ノ水橋、東側に聖橋が設置されている。
東京メトロ丸ノ内線がJR御茶ノ水駅東側で神田川を渡り、
神田川対岸に駅がある。
本郷通りが聖橋側にあり、
その地下には営団地下鉄千代田線が走っていて、
駅南口に新御茶ノ水がある。
聖橋口出口専用臨時改札口が設置されていて、
平日(月〜金)、8:00〜9:30のみ使用される。
個人的にも大学時代のアルバイトで神保町の書店に通っていたため、
この駅はほぼ毎日使っていた思い出深い駅である。
画像 dd31972
撮影日時 2025/09/23 10:11:28
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リニューアル後の御茶ノ水駅聖橋口。 画像 dd31974 撮影日時 2025/09/23 10:17:21 |
| 御茶ノ水駅聖橋口。 こちら側からは神田明神や湯島聖堂、 ニコライ聖堂などに行くことが出来る。 地下鉄千代田線新御茶ノ水駅も、 スクランブルを渡った新御茶ノ水ビルにある。 画像 de2688 撮影時刻 2002/01/12 13:53:59 |
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| 聖橋口出口専用臨時改札口。 普段はシャッターが閉まっているが、 平日朝の通勤時間帯や、 大きなイベントなどで利用客が殺到した時、 出札専用として使用される。 画像 de2691 撮影時刻 2002/01/12 13:57:01 |
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