65.JR東海道本線東京駅




JR東京駅は東海道本線、東北本線、総武本線などが起点としていて、
また東海道新幹線、東北新幹線も起点となっており、
新幹線を含む日本の鉄道網の中心となっている駅である。
地上在来線は島式5面10線の高架ホームを有し、
総武地下ホームは島式2面4線構造、
京葉地下ホームも島式2面4線構造になっている。
東海道新幹線は島式3面6線の高架ホーム、
東北新幹線は島式2面4線の高架ホームを有している。
国鉄分割民営化後、東海道新幹線はJR東海に引き継がれたため、
ホームは勿論、改札口も東海道新幹線と東北新幹線は別となっており、
直接の乗り換え口にも中間改札が設置されている。
在来線地上ホームは1番線、2番線は中央線(中央快速線)が使用、
3番線、4番線ホームの上に設置されており、2階分のエスカレーターが設置されている。
3番線から6番線は山手線、京浜東北線が方面別で使用、
3番線は京浜東北線北行大宮方面、4番線は山手線内回り池袋方面、
5番線は山手線外回り渋谷方面、6番線は京浜東北線南行横浜方面が使用する。
7番線、8番線は上野東京ライン北行、9番線、10番線は東海道線南行が使用する。
新幹線ホームの場所はかつて在来線ホームが設置されていたが、
東海道新幹線開業時に転用され、東北新幹線開業時にはこの場所を譲り、
更に八重洲口側に新しいホームが設置されている。
そのため10番線の隣は東北新幹線の20番線ホームとなっているが、
高さが違うために続きのホームとは認識しづらい。
20番線から23番線が東北新幹線と乗り入れる上越、北陸、北海道新幹線と、
新在直通特急の山形、秋田新幹線が使用する。
14番線から19番線は東海道新幹線が使用する。
総武地下ホームは地下5下位に位置し、番線番号は地上ホームとは連番になっていない。
総武快速線と直通する横須賀線が使用、
1番線、2番線は横須賀線久里浜方面が使用、
3番線、4番線は総武快速線千葉方面が使用する。
ただ、一部折り返し列車に関しては例外もある。
京葉地下ホームも番線番号が独立していて、
1番線は特急電車、2番線は乗り入れる武蔵野線、
3番線、番線は京葉線下り列車が使用するが、例外もある。
京葉ホームは新宿、三鷹方面への延伸構想があり、
この先工事が可能なように少し先までトンネルが掘られている。
東海道本線は官設鉄道として新橋が起点として開業、
東北本線は上野、中央本線は飯田町(現・廃止)や万世橋(現・廃止)など、
それぞれ独立した起点駅が設置されていた。
新橋から神戸ので全通した官設鉄道と、
日本鉄道の路線だった現在の東北本線を結ぶ高架鉄道が計画され、
両線を結ぶ中央停車場の設置が計画された。
1889年に公示され、1902年から工事が開始、
1914年12月20日東京駅が開業した。
太平洋戦争末期1945年5月25日の東京大空襲で丸の内駅舎が被災した。
戦後、焼失の激しい3階部分を撤去して2階建てに建て直して復興した。
1964年10月1日に東海道新幹線が開業、
1972年7月15日には総武地下ホーム、
1990年3月10日には京葉地下ホームが営業を開始した。
大宮起点で暫定開業し、その後東京に延伸開業した東北新幹線は、
1991年6月20日に乗り入れを開始している。
戦後、2階建てで再建された東京駅丸の内駅舎だが、
2000年に開業当時の姿に復元が計画され、
空中権の売却により費用を捻出、2007年5月30日に起工、
2012年10月1日に完成した。
2015年には上野東京ラインが開業、
宇都宮線、高崎線、常磐線が東京駅に乗り入れることになった。

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撮影日時 2019/08/31 13:09:06

現在の東京駅八重洲口駅舎。


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撮影日時 2017/07/22 5:29:18
丸の内駅舎全景。


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撮影日時 2019/08/31 13:14:15
復元工事前の東京駅丸の内駅舎。


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撮影時刻 2002/08/04 13:00:06

以前の東京駅八重洲側駅舎。
ビルは大丸デパートになっていた。


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撮影時刻 2001/12/01 16:27:12
JR東京駅丸の内正面の様子。
駅名表示は石で出来ていて、
重厚なイメージを醸し出している。


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撮影時刻 2002/12/14 12:21:39




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