82.JR総武本線新小岩駅
JR新小岩駅は島式2面4線の高架ホームを有する、
総武本線の駅である。
複々線の総武本線の緩行線、快速線の両方にホームを有する。
1番線は総武緩行線西行、三鷹方面が使用、
2番線は総武緩行線東行、千葉方面が使用する。
3番線は総武快速線上り、東京行きが使用、
4番線は総武快速線下り千葉方面が使用する。
総武本線は総武鉄道によって敷設された路線で、
総武鉄道は本所から佐倉を経由して佐原を結ぶ武総鉄道と、
本所から佐倉を経由して銚子を結ぶ総州鉄道が競合したが、
利根運河との競合などを理由に両社とも却下され、
両社が統合して総武鉄道となり再申請して許可された。
1894年7月20日に市川から佐倉までの区間が開業、
同年12月9日に市川から本所(現・錦糸町)まで延伸した。
1897年5月1日に佐倉から成東まで延伸、
同年6月1日に銚子まで延伸された。
1904年4月5日に本所から両国橋(現・両国)が開業した。
1週間前の同年3月29日には亀戸駅が開業し、
東武鉄道亀戸線が亀戸から乗り入れていた。
総武鉄道は1907年9月1日に鉄道国有法により国有化された。
1909年10月12日の線路名称制定により総武本線となった。
東武鉄道の乗り入れは1910年3月27日に廃止されている。
1932年7月1日に両国から御茶ノ水までが延伸、全通した。
1968年6月頃から高架化、複々線化の工事が開始され、
同年10月1日より快速列車の運転が開始され、
1970年7月12日に高架線の使用を開始、
1972年7月15日に東京から錦糸町の区間が延伸開業、
錦糸町から津田沼の区間で複々線化が完成した。
この時に総武本線は起点を東京駅に変更、
錦糸町から御茶ノ水の区間は支線とした。
1979年7月7日に千葉から新検見川の区間が複々線化、
1981年7月5日には新検見川から津田沼の区間が複々線化し、
錦糸町から千葉までの複々線化が完成した。
1894年12月9日に市川から本所(現・錦糸町)まで延伸した時には、
新小岩には駅が設置されなかった。
1926年2月14日に新小岩信号所が設置され、
同年7月1日に新小岩操車場となった。
1828年7月10日に駅に昇格した。
当初は南口のみが設置されていたが、
戦時中の1944年に北口が設置された。
1972年7月15日に複々線化され、快速線のホームが設置された。
2018年6月24日に南北自由通路が開設され、
改札が自由通路に出る1ヶ所に統一された。
これに合わせて2023年10月1日に新しい駅ビルが開業した。
画像 dd31914
撮影日時 2025/09/23 6:22:07
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リニューアル後のJR新小岩駅北口。 |
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リニューアル前のJR新小岩駅南口。 駅ビルなどはなく、 2階は駅事務室になっている。 画像 de2732 撮影時刻 2002/01/12 15:52:22 |
| リニューアル前の新小岩駅北口。 駅前ロータリーは非常に狭く、 快速の停まる駅にしては、 今ひとつ見窄らしい。 画像 de2730 撮影時刻 2002/01/12 15:48:41 |
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