95.JR上越線越後湯沢駅
JR越後湯沢駅は単式1面1線と島式2面4線の、
計3面5線の地上ホームを有する上越線の駅である。
また上越新幹線の停車駅でもあり、
島式2面4線の高架ホームを有している。
また北越急行ほくほく線が起点の六日町から直通している。
北越急行ほくほく線は0番線に付番、頭端式ホームになっている。
その反対側の1番線は上越線下り直江津方面が使用、
隣の島式ホームは2番線、3番線に付番、上越線上り水上方面が使用する。
単式ホームの4番線は予備ホームとなっており、定期の発着はない。
新幹線ホームは下り新潟方面は11番線、12番線に付番、
上り高崎方面は13番線、14番線に付番されている。
また上越新幹線ガーラ湯沢の分岐駅でもある。
下り始発は14番線から発車、一部の上り始発は11番線、12番線を使用する。
北越急行ほくほく線は直江津から越後湯沢を結ぶ第三セクターの路線で、
自社路線は六日町から犀潟までの10駅、59.5km区間だが、
六日町からJR上越線、犀潟からJR信越本線に乗り入れて運行されている。
かつては直江津と越後湯沢間を結ぶ在来線特急「はくたか」が運行され、
北越急行所有車両のほか、JR東日本、JR西日本の車両も運行されていた。
しかし北陸新幹線金沢延伸によって廃止された。
近くにはスキー場も多く、スキーシーズンは賑わいを見せている。
上越線は高崎から信越本線宮内までを結ぶ162.6kmの路線で、
1920年から建設が開始された。
それまでは首都圏から新潟に行くには信越線経由で碓氷峠を越え、
直江津から日本海側を行かなければならなかった。
特に碓氷峠は勾配がきつく、日本の鉄道で最難関の箇所といわれていた。
そのため開通当時はアプト式鉄道で結び、
EF63型電気機関車が誕生し、粘着運転が出来るようになってからも、
横川と軽井沢で機関車の付け替えを行わなければならず、
またかなりの遠回りになってしまっていた。
そこで高崎から上越地区へダイレクトに結ぶ路線のニーズが高まり、
信越本線のバイパス路線として上越線が建設された。
1920年宮内側から上越北線が建設され、
翌年には新前橋から上越南線の建設が始まった。
1931年9月1日に単線路線として全線開通した。
その5年後には信号場だった土合が駅に昇格している。
1957年からは複線化工事が新前橋から始まり、
1967年には新清水トンネルが完成している。
それまでは勾配差の大きい上越線はループ線を描いて山岳区間を抜けていた。
しかし戦後トンネル掘削技術が向上し長いトンネルを掘ることが可能になり、
新しくできた下り線はトンネル内を一気に進む線形を取った。
越後湯沢に駅が出来たのは1925年11月1日で、
上越北線が塩沢から越後湯沢まで延伸した時に終着駅として開業した。
1931年9月1日に水上まで延伸し、中間駅になる。
上越新幹線が開業したのは1982年11月15日である。
画像 de3090
撮影時刻 2002/02/10 16:19:03
| JR越後湯沢駅西口。 東口と比べるとロータリーも小さく、 利用客も少ない。 裏山には一本杉スキー場がある。 画像 de3088 撮影時刻 2002/02/10 16:12:54 |
REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2002-2025