101.JR中央本線立川駅




JR立川駅は中央本線(中央東線)の駅であり、運行上は中央快速線の駅となる。
また青梅線の起点駅でもあり、南武線の終点駅でもある。
島式4面8線のホームを有し、1番線、2番線は青梅線と青梅線拝島駅から分岐する五日市線のホーム、
3番線から6番線は原則的に中央快速線、7番線8番線は南武線のホームである。
中央快速線のホームでは総武緩行線、青梅線、五日市線、八高線への直通列車の使用もある。
1889年4月11日に甲武鉄道が新宿から立川まで路線を初めて敷設した時に、同時に開業した。
1894年11月19日には青梅鉄道が立川から青梅まで路線を敷設する。
青梅鉄道は1920年5月4日に青梅電気鉄道に社名変更している。
1906年10月1日には甲武鉄道が国有化され、鉄道省中央線の駅となる。
1929年12月11日には南武鉄道が屋敷分(現・分倍河原)から延伸して開業した。
1930年7月13日には五日市鉄道が立川から拝島までの路線を敷設した。
そのため青梅電気鉄道とは立川−拝島間は併走する形で路線が敷設されたことになる。
1940年10月3日に五日市鉄道が南武鉄道と合併し、南武鉄道五日市線となった。
1944年4月1日には南武鉄道、青梅電気鉄道が戦時買収により国有化された。
そのため平行して存在する立川−拝島間の五日市線は不要不急線として同年10月11日に休止された。
1988年11月27日に多摩都市モノレールが北口に立川北駅を開業させた。
多摩都市モノレールは東京都が中心となり、接続する接続する西武鉄道、京王電鉄、小田急電鉄などと、
地元沿線市町村などが出資して誕生した第三セクター方式で、
日本跨座式の多摩都市モノレール線、16.0kmを運営する。
上北台から立川北までが1988年に開業し、2000年1月10日には多摩センターまで延伸した。
この時に立川南駅も同時に開業し、北口でも南口でも簡単に乗れるようになった。
多摩都市モノレールの全構想路線は93kmにも及び、
八高線箱根ヶ崎への延伸も計画されているが、具体的に進展ははしていない。
北口は駅ビルに複合商業施設ルミネになっており、連絡橋が駅前ターミナルを覆うように設置されていて、
ターミナル反対側の伊勢丹や多摩モノレール立川北駅に直接行けるようになっている。
南口には駅前ロータリーはないが、多摩モノレール立川南駅まではやはり連絡橋で繋がっている。
立川の付近は古くから立川郷と呼ばれていたようだが、村名は柴崎村と呼ばれていたようである。
立川の名の由来は諸説あるようだが、鎌倉時代に勢力をふるっていた武士団の立川氏が居住していたという説や、
万葉集で有名な多摩の横山に対して、多摩川は縦の川であり国府の府中から見て川の流れの方向が縦だったので、
「たてかわ」が「たちかわ」にになったという説などがあるようである。


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撮影日時 2014/11/15 14:18:22

JR立川駅北口駅ビル「ルミネ」。


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撮影時刻 2003/06/07 16:31:39
JR立川駅南口。


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撮影時刻 2003/06/07 16:26:31
多摩モノレール立川北駅。


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撮影時刻 2003/06/07 16:33:15
多摩モノレール立川南駅。


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撮影時刻 2003/06/07 16:25:39




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