1020.南海電鉄和歌山港駅


 


南海電鉄和歌山港駅は島式1面2線の地上ホームを有する和歌山港線の終着駅である。
ホームは盛り土の上に設置され、改札の先に南海フェリー南海四国ライン徳島方面乗り場への連絡通路に続いている。
明石海峡大橋の開通からは南海フェリー南海四国ラインの利用客自体が落ち込み、途中駅が廃止となっている。
和歌山港線は現在和歌山市から和歌山港までの2.8kmの路線だが、以前は 水軒まで線路が延びていた。
1956年5月6日に和歌山市から和歌山港(後の築港町)までが開業した。
途中駅は久保町、築地橋、和歌山港であるが、和歌山市から久保町までは南海電気鉄道が敷設したが、
久保駅から和歌山港までは南海電気鉄道の所有する敷設免許を譲り受け、
港湾管理者である和歌山県が路線を整備し、南海電気鉄道が第二種鉄道事業者、和歌山県が第三種鉄道事業者となっている。
1971年3月6日には初代の和歌山港を築港町に改称の上、築港町から水軒までが延伸された。
この延伸と同時に二代目の和歌山港が開業した。
1番線は水軒まで線路が延びていたが、2番線は和歌山港止まりとなっていた。
しかし2002年5月26日には和歌山港から水軒までが廃止、
2005年11月27日には途中駅の久保町、築地橋、築港町が廃止され、普通列車の乗り入れも廃止された。


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撮影時刻 2008/04/12 15:51:23



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