1037.JR常磐線佐貫駅


 


JR常磐線佐貫駅は単式1面1線と島式1面2線の地上ホームを有する常磐線の駅である。
1番線は上り列車、3番線は下り列車が使用し、2番線は主に上下線の待避列車が使用する。
画像は東口で、こちら側に関東鉄道竜ヶ崎線の駅がある。
1900年8月14日に竜崎鉄道が佐貫を起点に敷設されたのと同時に日本鉄道土浦線の駅も開業した。
日本鉄道は1906年11月1日に国有化され、
1909年10月12日の線路名称制定により日暮里から岩沼までが常磐線となった。
戦時中の1944年5月13日に竜崎鉄道は鹿島参宮鉄道に路線を譲渡された。
一方で1913年11月1日に取手から下館間を敷設した常総鉄道と、
1918年4月17日に土浦−筑波間、同年9月7日に真壁−岩瀬間を敷設させた筑波鉄道が、
1945年3月20日に合併して誕生したのが常総筑波鉄道であり、
1965年6月1日に常総筑波鉄道と鹿島参宮鉄道が合併して関東鉄道が誕生した。
この時点で所有路線は、常総鉄道が敷設した取手−下館間51.1kmの常総線、
筑波鉄道が敷設した土浦−岩瀬間40.1kmの筑波線、
鹿島参宮鉄道が敷設した石岡−鉾田27.2kmの鉾田線、
竜崎鉄道の佐貫−竜ヶ崎間4.5kmの竜ヶ崎線の4路線だった。
しかし1979年4月1日に赤字路線だった鉾田線と筑波線を分社化、
鉾田線は鹿島鉄道が、筑波線は筑波鉄道が引き継いだ。
しかし筑波鉄道が引き継いだ筑波線は1987年4月1日に廃止、
鹿島鉄道が引き継いだ鉾田線は2007年4月1日に廃止されてしまった。
現在の橋上駅舎は1985年3月10日からで、この時に常磐線と竜ヶ崎線の駅舎は分離された。


画像 dd10649
撮影時刻 2008/06/28 10:07:13

JR佐貫駅西口。


画像 dd10661
撮影時刻 2008/06/28 11:00:19




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