1101.JR五日市線武蔵五日市駅



JR武蔵五日市駅は島式1面2線の高架ホームを有する五日市線の終着駅である。
五日市線は1925年4月21日に五日市鉄道によって拝島仮駅から五日市までの区間が開業、
同年5月15日に拝島仮駅から約500m延伸して青梅鉄道(のちの青梅電気鉄道)拝島駅に接続した。
開業時は「五日市」の駅名だったが、同年6月1日に「武蔵五日市」に改称された。
また同年9月20日には武蔵岩井までの区間、通称岩井支線が開業した。
1930年7月13日には拝島から立川までの区間が開業し、五日市鉄道は全通した。
立川から拝島までの区間は青梅電気鉄道と並行して敷設されていた。
1940年10月13日に南武鉄道に合併、1944年4月1日に南武鉄道が国有化された。
南武鉄道と同時に国有化された青梅電気鉄道は青梅線となり、
旧五日市鉄道が敷設した拝島から立川までの並行路線は不要不急線として休止され、戦後も復活することなく廃止された。
1971年2月1日に岩井支線の旅客営業が廃止、大久野から武蔵岩井までの区間が廃止、
貨物営業として残った武蔵五日市から大久野までの区間も1982年11月15日に廃止された。
岩井支線は武蔵五日市の手前300mの位置の三内信号扱所から分岐されていた。
武蔵五日市が1996年7月6日に高架化される時に旧岩井支線の路盤が利用された。


画像 dd12509
撮影時刻 2009/07/05 14:12:28

JR武蔵五日市駅ホーム。


画像 dd12511
撮影時刻 2009/07/05 14:21:45




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