112.JR総武本線新検見川駅
JR新検見川駅は島式1面2線の地上ホームを有する、
総武本線の駅で、中央・総武緩行線のみホームを有する。
1番線は上り御茶ノ水、三鷹方面の列車が使用、
2番線は下り千葉方面が使用する。
総武本線は総武鉄道によって敷設された路線で、
総武鉄道は本所から佐倉を経由して佐原を結ぶ武総鉄道と、
本所から佐倉を経由して銚子を結ぶ総州鉄道が競合したが、
利根運河との競合などを理由に両社とも却下され、
両社が統合して総武鉄道となり再申請して許可された。
1894年7月20日に市川から佐倉までの区間が開業、
同年12月9日に市川から本所(現・錦糸町)まで延伸した。
1897年5月1日に佐倉から成東まで延伸、
同年6月1日に銚子まで延伸された。
1904年4月5日に本所から両国橋(現・両国)が開業した。
1週間前の同年3月29日には亀戸駅が開業し、
東武鉄道亀戸線が亀戸から乗り入れていた。
総武鉄道は1907年9月1日に鉄道国有法により国有化された。
1909年10月12日の線路名称制定により総武本線となった。
東武鉄道の乗り入れは1910年3月27日に廃止されている。
1932年7月1日に両国から御茶ノ水までが延伸、全通した。
1968年6月頃から高架化、複々線化の工事が開始され、
同年10月1日より快速列車の運転が開始され、
1970年7月12日に高架線の使用を開始、
1972年7月15日に東京から錦糸町の区間が延伸開業、
錦糸町から津田沼の区間で複々線化が完成した。
この時に総武本線は起点を東京駅に変更、
錦糸町から御茶ノ水の区間は支線とした。
1979年7月7日に千葉から新検見川の区間が複々線化、
1981年7月5日には新検見川から津田沼の区間が複々線化し、
錦糸町から千葉までの複々線化が完成した。
新検見川に駅が出来たのは戦後の1951年7月15日で、
京成千葉線の検見川駅は1921年7月17日に開業しており、
あとからで来たために“新”を付けて「新検見川」とした。
開業時は相対式2面2線の地上ホーム構造だった。
1番線は上り御茶ノ水、三鷹方面、2番線は下り千葉方面となっていた。
駅舎は1番線に隣接しており、2番線ホームとは跨線橋で結ばれていた。
1978年6月16日に現在の橋上駅舎が完成した。
これに合わせて相対式2面2線構造だが、
島式1面2線構造に変更された。
画像 dd26600
撮影日時 2021/08/22 14:49:08
![]() |
リニューアル後の新検見川駅北口。 画像 dd26597 撮影日時 2021/08/22 14:41:18 |
| リニューアル前の新検見川駅北口。 画像 de7182 撮影時刻 2003/04/19 06:34:25 |
|
![]() |
JR新検見川駅西口。 跨線橋上にある出口である。 画像 dd26598 撮影日時 2021/08/22 14:45:10 |
REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2002-2025