1176.JR函館本線長万部駅



JR長万部駅は島式2面4線の地上ホームを有する函館本線の駅である。
また室蘭本線の起点駅にもなっていて、特急は函館方面から室蘭本線へ直通している。
駅舎と各ホームとは跨線橋で結ばれ、1番線は函館本線上り、2番線は室蘭本線下りの特急、急行、
3番線、4番線は函館本線上り及び下り、室蘭本線下りが使用する。
基本的には1番線2番線のホームは特急、急行、3番線4番線は普通となっているが、
一部の普通列車は2番線を使用することもある。
北海道新幹線が新函館北斗から札幌まで延伸する時には長万部にも乗り入れ予定であり、
現在の在来線ホームの西側に新幹線ホームが設置される予定である。
1903年11月3日に北海道鉄道が森から熱郛まで延伸した時に同時に開業した。
北海道鉄道は1907年7月1日に国有化され、1909年10月12日の線路名称制定により函館本線となった。
室蘭本線は室蘭から岩見沢までの区間は北海道炭礦鉄道によって敷設され、
国有化されてから長輪線として建設された東輪西(現・東室蘭)から長万部の区間からなる。
北海道炭礦鉄道は炭鉱から産出される石炭を積出港に運搬する目的で敷設され、
函館本線の一部などを敷設した鉄道会社で、
1892年8月1日に室蘭(現・東室蘭)から岩見沢までの区間を開業させた。
1897年7月1日に室蘭(現・東室蘭)を輪西に改称の上、室蘭までを延伸開業した。
北海道炭礦鉄道は鉄道国有法により1906年10月1日に国有化された。
1909年10月12日の線路名称制定により室蘭から岩見沢までが室蘭本線の駅である。
1923年12月10日には長輪線として長万部から静狩が開業、
1925年8月20日には輪西(現・東室蘭)から伊達紋別まで長輪東線として敷設、
長万部から静狩の開業区間を長輪西線に改称した。
1928年9月10日には静狩から伊達紋別の区間が開業、長輪西線と長輪東線を合わせて長輪線とする。
1931年4月1日に長輪線を室蘭本線に編入、同時に東輪西から室蘭までが支線となった。


画像 dd14197
撮影時刻 2009/09/13 10:59:42



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