1178.JR函館本線白石駅



JR白石駅は島式2面4線の地上ホームを有する函館本線の駅であり、千歳線本線の終着駅でもある。
現在は橋上駅舎化されているが、画像の地上駅舎時代には駅舎に接する形でホームが設置されていた。
この単式ホームは貨物列車専用とされ、カートレインや団体列車用に使用された。
橋上駅舎化によってこのホームは廃止され、
現在は2番線が函館本線上り、3番線が千歳線下り、5番線が千歳線上り、6番線は函館本線下りが使用する。
2つの島式ホームの間にホームと接しない中線があり、千歳線下り通過列車が使用する。
1882年11月13日に官営幌内鉄道の駅として開業、1889年12月11日に北海道炭礦鉄道に譲渡された。
北海道炭礦鉄道は1906年10月1日に国有化された。
1918年10月17日に定山渓鉄道によって白石から定山渓までの定山渓鉄道線が開業した。
定山渓鉄道は定山渓温泉へのアクセス鉄道として開業、豊羽鉱山の鉱石の輸送もになった。
しかし戦後の道路整備とともに利用客の減少、豊平駅近くの国道36号線の踏切の慢性的な混雑などが問題となった。
1957年12月7日に東急の傘下に入ったが、
札幌市からの地下鉄南北線建設に伴う用地買収に応じる形で1969年11月1日に全線廃止となった。


画像 dd14212
撮影時刻 2009/09/14 08:14:42



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