1229.JR加古川線粟生駅



JR粟生駅は単式1面1線と島式1面2線に頭端式1線を加えた3面4線の地上ホームを有する加古川線の駅である。
また神戸電鉄粟生線、国鉄北条船から転換された第三セクターの北条鉄道も接続する。
頭端式ホームは単式ホームの端にあり、接続する神戸電鉄が使用する。
駅舎はJR西日本が所有、子会社に業務委託、神戸電鉄は頭端式ホームの東側に中間改札を設置している。
西側のJR加古川線加古川方面ホーム川はドア扱いを行わないことで頭端式ホームを単線ホームとして活用している。
北条線と加古川線は線路が繋がっており、直通運転も行われていた。
国鉄は通常駅舎側から1番線に付番されていくのだが、電化工事の関係で付番が逆になっている。
駅舎側から加古川線加古川方面が2番線、加古川線西脇方面が1番線、北条鉄道が3番線となっている。
またあとから接続した神戸電鉄は4番線が付番されている。
単式ホーム及び頭端式ホームと島式ホームとは跨線橋で結ばれている。
現在の加古川線を最初に開業させたのは播州鉄道で、1913年4月1日に加古川から国包(現・厄神)が開業、
同年年8月10日に国包(現・厄神)から西脇(現・廃止)までを延伸、粟生はこの時に同時に開業した。
1915年3月3日には粟生から北条町までの区間も開業した。
播州鉄道は1923年12月21日に播丹鉄道へ路線を譲渡した。
1924年12月27日には谷川まで延伸し、現在の加古川線は全通した。
戦時中の1943年6月1日に播丹鉄道は国有化され、それぞれ加古川線、北条線となった。
神戸電気鉄道(現・神戸電鉄)が粟生まで延伸したのは1952年4月1日である。
北条線は1981年9月18日に第1次特定地方交通線として廃止承認が承認され、
それを受けて1984年10月18日に第三セクターの北条鉄道が設立され、1985年4月1日に移管された。
1971年3月4日に神戸電気鉄道粟生線で小野駅に停車中の無人回送列車が暴走、
粟生駅に停車中の発車待ちの列車と衝突する事故が発生してしまった。
現在の駅舎の供用が開始されたのは2009年10月4日である。


画像 dd15911
撮影時刻 2010/07/10 11:03:10



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