1248.JR山陰本線宍道駅



JR宍道駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する山陰本線の駅である。
また木次線の始点ともなっており、駅舎側の単式ホームと島式ホーとは跨線橋で結ばれている。
かつては島式ホームがもう一面あり、3面5線のホームであったが、現在は廃止されている。
山陰本線の列車は基本的に駅舎側の1番線を上下線で使用、
島式ホームの2番線は山陰本線の副本線となっており、特急の待避線として使用されている。
松江方に木次線の気動車のための留置線が存在する。
山陰本線は京都から園部までの区間を京都鉄道が敷設、
1907年8月1日に国有化され、1909年10月12日の線路名称制定で京都線となった。
京都線は1910年8月25日に綾部まで延伸された。
綾部から福知山までは阪鶴鉄道によって敷設され、のちに阪鶴線となった。
福知山から香住までは播但線として最初から国有鉄道として開業した。
官設鉄道として境(現・境港)から米子を経由して御来屋までの区間が1902年11月1日に開業、
その後1903年に倉吉、翌年に松崎、その翌年に青谷まで延伸、1908年に鳥取まで延伸した。
また同年4月5日に米子から安来まで開業、11月8日に松江まで延伸、
1909年10月12日の線路名称制定により山陰本線となる。
この年に松江から宍道まで延伸され、終着駅として開業した。
1910年6月10日には宍道から荘原までの区間が延伸されて途中駅となった。
長門市から宇田郷までの区間は美祢線の一部として開業、
幡生から小串までの区間は長州鉄道が敷設、国有化後に阿川までの区間が延伸された。
山陰本線はその他の区間も順次延伸開業し、1933年2月24日には須佐から宇田郷の区間が開業、全通した。
一方、木次線は1916年に簸上鉄道が宍道から木次までの区間を開業させたのに始まる。
簸上鉄道は1934年8月1日に国有化されたが、
1932年12月8日には木次から出雲三成までの区間が既に開業していた。
国有化後にも延伸され、1937年12月12日に備後落合まで延伸され全通した。


画像 dd16143
撮影時刻 2010/08/19 11:07:06



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