1265.相模鉄道天王町駅



相模鉄道天王町駅は相対式2面2線の高架ホームを有する相鉄本線の駅である。
画像は北口で、1番線は下り、2番線は上りが使用している。
相鉄本線では唯一の高架駅となっていて、1968年3月27日に供用が開始された。
現在の相鉄本線は相模川の砂利を輸送する目的で設立された神中鉄道によって敷設された。
1926年5月12日に二俣川から厚木までが開業、1929年2月14日に西横浜まで延伸され、
1933年12月27日には全通、天王町に駅が出来たのは1930年9月10日である。
一方、相模鉄道は現在のJR相模線となった茅ヶ崎から橋本までの区間を敷設した会社で、
戦時中の1943年4月に神中鉄道を合併したが、
現在のJR相模線が東海道本線と中央本線とのバイパス線として国有化されてしまった。
戦前に東急電鉄の子会社になったが、戦後に独立した。
駅名の「二俣川」は帷子川の支流である二俣川が由来となっている。
また将来的には二俣川を起点として西谷から東海道本線貨物線の横浜羽沢まで新線を敷設、
JRとの相互乗り入れを予定している。
東急東横線も日吉から横浜羽沢まで新線を建設中でともに相互乗り入れを計画している。
駅名は所在地の横浜市保土ケ谷区天王町字二丁目に由来し、地名は「橘樹神社」の祭神に由来する。
「橘樹神社」は「たちばなじんじゃ」と読み、鎌倉時代の1186年創建とされている。
主祭神は素盞嗚尊となっているが、神仏習合の影響で素戔嗚尊と牛頭天王で同一視さたため、
この地が天王町と呼ばれるようになった。
牛頭天王は仏教でお釈迦様が生まれた祇園精舎の守護神である。



画像 dd16680
撮影時刻 2010/11/27 09:20:31

相鉄天王町駅南口。


画像 dd16679
撮影時刻 2010/11/27 09:19:16




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