1270.熊本電気鉄道藤崎宮前駅



熊本電気鉄道藤崎宮前駅は頭端式2面1線の地上ホームを有する藤崎線の駅である。
かつては平屋の木造駅舎だったが老朽化のために1997年2月14日に現在の駅ビルに建て替えられた。
藤崎線の終着駅であり、全ての列車がここで折り返し運転する。
1番線が乗車ホーム、2番線が降車ホームとなっており、さらに2面2線に増設準備がされている。
駅ビルは11階建てで1階がパチンコ店、3階から9階が駐車場、10階、11階は商業施設が入居している。
駅名の由来にもなった藤崎八旛宮は東へ約400mの距離にある。
熊本電気鉄道は菊池軌道の社名で1909年8月15日に設立され、
1913年10月1日に池田(現・上熊本)から千反畑(現・藤崎宮前)の区間が開業した。
この時に終着駅として開業したが、1913年8月2日に千反畑から広町に改称された。
同年3月15日に高江(現・廃止)から隈府(後の菊池、現廃止)の区間が開業し、
同年8月27日には広町から高江までが開通し、池田から隅府までが全通した。
1923年8月には電化が完了し、1924年4月1日に菊池電気軌道に社名を変更された。
この年には広町から藤崎宮前に変更している。
戦後になって熊本電気軌道に社名を変更された。
1950年10月1日に上熊本から北熊本が開業、1954年6月1日に上熊本から藤崎宮前までが廃止された。
1986年2月16日には菊池線の御代志から菊池までの区間が廃止された。


画像 dd17153
撮影時刻 2011/05/15 12:50:31

熊本電気鉄道藤崎宮前駅全景。


画像 dd17150
撮影時刻 2011/05/15 12:48:30




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