1314.東急電鉄等々力駅



東急電鉄等々力駅は島式1面2線の地上ホームを有する東急大井町線の駅である。
1番線は下り、2番線は上りが使用、駅舎はホームの二子玉川に直結して建てられており、
すぐ脇を渡る道に出る形になっているため、駅舎の外は上下線の踏切になっている。
大井町線は目黒蒲田電鉄が敷設した路線で、1927年7月6日に大井町から大岡山までの区間が開業、
この区間は開業当時から大井町線の名称が与えられていた。
1929年11月1日に自由が丘から二子玉川までの区間が二子玉川線として開業、この時に同時に開業した。
同年12月25日には大岡山と自由が丘までの区間が開業し、
二子玉川線を大井町線に統合して大井町から二子玉川までの区間が開業、直通運転も開始された。
1939年10月1日に東京横浜電鉄が目黒蒲田電鉄に合併後、東京横浜電鉄に改称する。
戦時中の1942年5月1日に小田急電鉄、京浜電気鉄道(現・京浜急行電鉄)を合併、
社名も東京急行電鉄に改称されたが戦後に小田急と京急は独立した。
戦時中の1943年7月1日には軌道線だった二子玉川から溝の口までを1,067mmに改軌、大井町線に編入した。
1963年10月11日に大井町線を“田園都市線”に改称されたが、
1979年8月12日に田園都市線が新玉川線経由で渋谷に至り、
営団(現・東京メトロ)半蔵門線に直通運転を開始、
これに伴って大井町から二子玉川までの区間が再び切り離されて「大井町線」となる。
2009年7月11日に田園都市線の複々線の内側を走行して溝の口まで直通する。
駅名の等々力は地名でもあり、駅近くの等々力渓谷に由来する。
等々力渓谷は東京23区で唯一の渓谷であり、湧き水が轟くことからこの名が付いたとする説や、
元の満願寺の場所の「兎々呂」と書いて「とどろ」と読む城があり、これに因むという説もある。


画像 dd19051
撮影時刻 2013/05/05 09:56:15



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