1328.くま川鉄道あさぎり駅



くま川鉄道あさぎり駅は相対式2面2線の地上ホームを有する湯前線の駅である。
駅舎と反対側には留置線も存在しており、湯前線で唯一の交換設備のある有人駅となっている。
湯前線は肥薩線人吉から湯前を結ぶ路線で、改正鉄道敷設法で人吉から杉安まで計画され、
1924年3月30日に人吉から湯前までの区間が敷設された。
その先杉安まで計画されていたが延伸されることなく、
1987年2月3日に第3次特定地方交通線として廃止承認、
国鉄分割民営化後にJR九州に転換されたのち、
1989年10月1日に第三セクターのくま川鉄道に転換された。
本来はさらに日豊本線砂土原から杉安まで敷設されていたと接続する予定だったが、
妻線も1981年9月18日に第1次特定地方交通線として廃止承認され、
第三セクターに継承されることもなく1984年12月1日に全線廃止、バス路線に転換された。
湯前線がくま川鉄道に転換された1989年10月1日に同時に開業した。
1924年3月30日に人吉から湯前までの区間が敷設されたのと同時に開業した。
開業当時にこの地の町名である“免田”から免田駅と名付けられたが、
2009年4月1日にあさぎりに改称された。
現在の駅舎は1999年に免田町(現・あさぎり町)商工コミュニティーセンター「ポッポー館」として、
JAや図書館、多目的ホールなどを有する複合施設として建設された。


画像 dd19477
撮影時刻 2013/08/24 13:33:17



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