1332.JR香椎線宇美駅



JR宇美駅は単式1面1線の地上ホームを有する香椎線の終着駅である。
駅舎は近くの宇美八幡宮に似せて鳥居のようなイメージになっている。
この地に最初に駅を開業したのは博多湾鉄道で、1905年12月29日の開業である。
1918年9月19日には筑前参宮鉄道が博多湾鉄道より約150m離れた場所に宇美駅を開業させた。
開業当初は貨物駅だったが、翌年の1919年5月20日には旅客営業を開始、その時に新宇美に改称された。
筑前参宮鉄道は同年12月1日に新宇美を宇美に改称した。
戦時中の1942年9月19日に筑前参宮鉄道と1920年に博多湾鉄道汽船に改称された博多湾鉄道が、
ともに西日本鉄道に合併され、博多湾鉄道汽船線は糟屋線、筑前参宮鉄道線は宇美線となり、
両線の駅を統合したが、距離が離れていることは変わらなかった。
1944年5月1日に戦時買収により西日本鉄道の両線が国有化され、
糟屋線は勝田線、宇美線は香椎線に改称された。
勝田線は国鉄再建法施行に伴い第1次特定地方交通線に指定され、1985年4月1日に廃止された。


画像 dd19520
撮影時刻 2013/08/25 14:50:24



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