1346.JR成田線佐原駅



JR佐原駅は頭端式1面2線と島式1面2線の計2面4線の地上ホームを有する成田線の駅である。
所属上は成田線だが、隣の香取から乗り入れてくる鹿島線も発着している。
駅舎に近い方の島式ホームの駅舎側の線路を二つに分け、
頭端式にすることで駅舎に直接出入りできるようになっている。
佐倉方面のホームには付番はなく、香取方面の頭端式ホームは鹿島線専用になっている。
ひとつのホームの半分だけを使っているため、4両までの発着しか対応していない。
1番線から3番線までは成田線の上下線と一部の鹿島線が使用する。
固定の発車番線はなく、基本的には駅舎から直接乗降できる1番線を主本線としている。
1番線は一線スルー構造になっており、すれ違いのある時は1番線が通過線、
2番線及び3番線を待避線として使用する。
成田線は佐倉から佐原、成田から我孫子の区間は成田鉄道が敷設した区間で、
1894年に下総鉄道の名称で設立、翌年成田鉄道に社名変更した。
1897年1月19日に佐倉から成田の区間が開業、同年12月29日には滑河までが延伸、
1898年2月3日には佐原まで延伸、この駅終着駅として開業した。
一方1901年2月2日には成田から分岐して我孫子方面に延びる路線が安食まで部分開業、
同年4月1日には我孫子までの延伸が完了した。
成田鉄道は1920年9月1日に国有化されて成田線となった。
国有化後の1931年11月10日に佐原から笹川まで延伸、
1933年3月11日に松岸まで延伸して全線開業した。
現在の駅舎は2代目で2011年3月に竣工した。


画像 dd19807
撮影時刻 2013/11/24 08:03:43



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