138.JR根岸線桜木町駅

JR桜木町駅は島式2面3線の高架ホームを有する根岸線の駅である。
中間の1本の線路の両側にホームがあり、
左右どちらからも乗降可能になっている。
1番線は根岸線下り大船方面が使用、
2番線は3番線の降車専用になっており、
3番線、4番線は京浜東北線直通の根岸線上りと、
東神奈川から横浜線に乗り入れる列車が使用する。
3番線は原則として桜木町折り返し列車が使用する。
1897年6月12日に官設鉄道として、
品川から桜木町までの区間が仮営業した時、
「横浜」の駅名で開業した日本最初の駅のひとつである。
同年10月14日に新橋から品川の区間を含めて正式開業した。
官設鉄道は1887年7月11日に国府津まで延伸、
スイッチバックの線形となる。
1909年10月12日の線路名称制定で、
東海道本線の所属となる。
東海道本線のスイッチバック改称などのため、
1915年8月15日に横浜駅が新たに出来たことにより、
駅名を「桜木町」に変更した。
程ヶ谷(現・保土ケ谷)への路線を廃止してスイッチバックを解消、
東海道線の電車線の終着駅となった。
戦後の1964年5月19日に磯子まで延伸、
これに合わせて横浜から桜木町の既設区間と含め、
横浜から磯子までが根岸線となった。
桜木町はみなとみらい21地区の最寄り駅であり、
横浜ランドマークタワーや横浜コスモワールドなどが広がる。
駅前には大きな広場が広がり、
2021年4月22日には駅前から汽車道に沿って、
都市索道のYOKOHAMA AIR CABINが開業した。
みなとみらい大通りを越えて汽車道を行くと、
横浜コスモワールドや横浜ワールドポーターズがあり、
コスモワールドには大観覧車がある。
横浜ランドマークタワーの奥にはクイーンズスクエア横浜があり、
横浜港に面してパシフィコ横浜がある。
かつてはJR桜木町駅の西側には隣接して東急東横線の桜木町駅があり、
東急東横線の終着駅であった。
桜川新道の地下には横浜市営地下鉄が走っている。
東急東横線は2004年1月31日から、
横浜高速鉄道みなとみらい21線と相互直通運転を行うため、
東横線桜木町駅は2004年1月30日終電を持って廃止された。
画像 dd26492
撮影日時 2021/06/21 10:59:29
![]() |
リニューアル前の桜木町駅。 画像 de8489 撮影時刻 2003/07/19 10:33:29 |
| JR桜木町駅の東西通路。 画像 de8499 撮影時刻 2003/07/19 10:54:23 |
|
| 横浜コスモワールドの大観覧車。 画像 de8494 撮影時刻 2003/07/19 10:42:30 |
REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2002-2025