1417.上信電鉄下仁田駅



上信電鉄下仁田駅は頭端式1面2線の地上ホームを有する上信線の駅である。
1番線2番線の使用区別はなく、また側線も設置されている。
この地域にはもともと富岡製糸場で生産された運搬する目的で、
乗合馬車が建設されたが業績不振から廃業となった。
1884年に日本鉄道により現在の高崎線が高崎まで延伸、
再びこの地域に鉄道建設の気運が高まり、
小坂鉄山や青倉石灰山などの産出物の搬出を目的に上野鉄道が設立された。
因みに「上野」は「こうずけ」と読む。
上野鉄道は1894年9月13日に設立され、
翌年高崎から下仁田まで免許状が下付された。
1987年5月10日に高崎から福島(現・上州福島)までが開業、
同年7月7日に南蛇井まで延伸、同年9月10日には下仁田まで延伸し全通した。
蒸気機関から電気鉄道への変更や長野県の中込まで延伸する計画が持ち上がり、
1921年8月25日に社名を上信電気鉄道に改称した。
1924年には上州富岡までの電化が完成したが、
延伸計画の方はは電力供給などの問題から断念された。
1964年5月11日に現在の社名の「上信電鉄」に改称された。


画像 dd20653
撮影時刻 2014/11/20 11:26:21



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