1427.名古屋鉄道新可児駅



名古屋鉄道新可児駅は頭端式2面3線の地上ホームを有する広見線の駅である。
太多線可児駅に隣接しており、もともとは同一の駅だった時代もある。
広見線は東濃鉄道が部分開業させたのに始まる。
東濃鉄道は1918年に新多治見(現・多治見に統合)から広見(現・可児)までの区間を敷設、
1920年8月21日に御嵩(現・御嵩口)まで延伸させたが、
1926年9月23日に延伸区間の広見から御嵩までの区間を東美鉄道に譲渡、
その一方で2日後の同年9月25日に新多治見から広見までの区間を国有化、太多線となった。
名古屋鉄道は前年の1925年4月24日に今渡線として犬山口から今渡(現・日本ライン今渡)を敷設、
1929年1月22日には今渡から広見まで延伸、これと同時に広見線に改称された。
現在地には国鉄に移管され太多線となった広見駅が1928年に現在地に開業していた。
1930年2月16日に国鉄の広見駅が独立する形で東美鉄道単独駅となる。
戦時中の1943年3月1日に名古屋鉄道は東美鉄道を合併して東美線としたが、
戦後の1948年5月16日に東美線を広見線に編入した。
路線名の広見は現在の可児市の旧町名が広見町だったことに由来する。


画像 dd20736
撮影時刻 2014/11/27 11:07:16



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