1453.JR紀勢本線松阪駅



JR松阪駅は単式1面1線と島式2面3線の計3面5線の地上ホームを有する紀勢本線の駅である。
紀勢本線のほか名松線も分岐しており、また近鉄山田線も接続している。
単式ホーム1面1線と島式2面4線の1番線から5番線はJR東海が使用する。
南口のJRが所有する駅舎側から付番され、単式ホームの1番線は紀勢本線上りが使用、
単式ホームの隣の島式ホームとの間に線路は1本しかなく、島式ホームの2番線は使用されていない。
3番線も紀勢本線上りが使用、基本的に快速「みえ」は1番線、特急「南紀」は3番線を使用する。
4番線は紀勢本線下り、5番線は名松線が使用する。
近鉄山田線は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有し、
JR東海から連番で6番線は近鉄山田線上り、7番線は近鉄山田線上下線の待避列車、
8番線は近鉄山田線の下りが使用、、北側に近鉄が所有する改札口が設置されている。
紀勢本線の亀山から多気までの区間は伊勢神宮への参拝客輸送を目的に、
参宮鉄道によって敷設された区間である。
1893年12月31日に津から宮川までの区間が敷設、
その時に中間駅として松阪も開業した。
参宮鉄道は1907年10月1日に国有化、
1909年10月12日の線路名称制定により亀山から山田までが参宮線となる。
戦後の1959年7月15日に亀山から多気まで紀勢本線に編入され、
松阪も紀勢本線の所属に変更された。
近鉄山田線は参宮急行鉄道によって敷設された路線で、
1930年3月27日に松阪から外宮前(現・宮町)までが開業、この時に起点駅として開業した。
同年5月18日には松阪から参急中川(現・伊勢中川)までが開業して中間駅となった。
1931年3月17日には宇治山田まで延伸して全通した。
1941年3月15日に大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併、
社名を関西急行鉄道に改称、線路名称改定で同社の山田線所属となる。
戦時中の1944年6月1日には関西急行鉄道が南海鉄道を合併し、社名を近畿日本鉄道に変更した。


画像 dd21028
撮影時刻 2014/12/21 14:36:21

近鉄側の松阪駅北口。


画像 dd21031
撮影時刻 2014/12/21 14:41:43




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