1466.JR和歌山線五条駅



JR五条駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する和歌山線の駅である。
駅舎に隣接した1番線と島式ホームとは地下通路で結ばれている。
各番線に上下線の区別はなく、基本的には1番線ホームを使用、
接続や追い越しのある場合は島式ホームを使用する。
また単式ホームと島式ホームの間に留置線が設置され、また島式ホームの外側にも留置線がある。
和歌山線は87.5kmの営業距離の単線直流電化された地方交通線である。
王寺から高田までは大阪鉄道によって敷設、
高田から五条までは南和鉄道が敷設、五条から和歌山までは紀和鉄道が敷設した。
五条に最初に駅が出来たのは南和鉄道が葛(現・吉野口)から、
二見(現・川端)までが開業した1896年10月25日で、
1898年4月11日に紀和鉄道が橋本までを敷設し、南和鉄道ときわ鉄道の接続駅となる。
1900年6月6日には大阪鉄道が関西鉄道に路線を譲渡、
1904年8月27日には紀和鉄道、同年12月9日には南和鉄道が関西鉄道に路線を譲渡、
鉄道国有法により1907年10月1日に関西鉄道が国有化され、
1909年10月12日の路線名称制定により王寺から和歌山市までが和歌山線となる。
1972年3月15日には紀和から和歌山市が紀勢本線に編入された。
駅の所在地は奈良県五條市だが、駅名は「五条」と表記する。


画像 dd21142
撮影時刻 2014/12/23 14:15:19



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