1525.近畿日本鉄道布施駅



近畿日本鉄道布施駅は島式2面4線の高架ホームを有する、
大阪線および奈良線の駅であり、3階の島式ホームがが大阪線、
4階の島式ホームが奈良線と多層階構造になっている。
ホームの外側にそれぞれ通過線も設置されており、
そのため2番線は大阪線下り、3番線は大阪線上り、
6番線は奈良線下り、7番線は奈良線上りに付番されている。
この地に駅が出来たのは現在の奈良線である、
大阪電気軌道が上本町(現・大阪上本町)から奈良まで開通した、
1914年4月30日に「深江」の駅名で開業した。
この時終着駅とした奈良は現在の高天町に開業した仮駅で、
同年7月8日には東向中町に奈良駅を変更している。
1922年3月には駅名を「足代」にに変更、
1925年9月には現在の「布施」に変更している。
前年の1924年10月31日に現在の大阪線にあたる八木線が、
ここから分岐して八尾(現・近鉄八尾)まで開業、
分岐の便宜上200m東に移設された。
大阪電気軌道は1941年3月15日に、
参宮急行電鉄に合併して社名を関西急行鉄道となる。
戦時中の1944年6月1日に、
現在の南海本線を運行していた南海鉄道と合併、
近畿日本鉄道となる。
戦後の1947年6月1日に現在の南海高野線を運行していた、
高野山電気鉄道に南海鉄道の路線を譲渡、
高野山電気鉄道は南海電気鉄道に社名を変更した。
1956年12月8日に布施から上本町までが複々線化、
1974年10月13日に大阪線上りが高架化、
翌年の1975年9月14日に奈良線上りが高架化、
1976年8月8日に大阪線下りが高架化、
1977年6月26日に奈良線下りの高架化された。


画像 dd21530
撮影時刻 2015/05/23 18:20:53



REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2020