1530.近畿日本鉄道大阪上本町駅



近畿日本鉄道大阪上本町駅は櫛形7面6線の地上ホームを有する、
大阪線の駅であり、また地下には相対式2面2線の奈良線のホームも有する。
大阪線は大阪上本町を起点としているため、櫛形ホームになっており、
全ての列車が大阪上本町で折り返し、始発列車となる。
地上ホームは3番線から9番線に付番されており、
種別ごとにホームを分けてはいないが、特急は9番線を使用する。
但し、発車本数の多い朝夕は7番線、8番線を使用する場合もある。
3番線と9番線以下は左右のホームに接しており、片側を降車専用とする。
奈良線の地下ホームは1番線が下り、2番線が上りになっている。
現在の奈良線である大阪電気軌道が奈良まで開通した1914年4月30日に、
起点駅として「上本町」の駅名で開業した。
この時終着駅とした奈良は現在の高天町に開業した仮駅で、
同年7月8日には東向中町に奈良駅を変更している。
大阪電気軌道は1941年3月15日に、
参宮急行電鉄に合併して社名を関西急行鉄道となる。
戦時中の1944年6月1日に現在の南海本線を運行していた、
南海鉄道と合併して近畿日本鉄道となる。
戦後の1947年6月1日に現在の南海高野線を運行していた、
高野山電気鉄道に南海鉄道の路線を譲渡、
高野山電気鉄道は南海電気鉄道に社名を変更した。
1970年3月15日に近鉄難波線が開業、
それに併せて同年3月1日に地下ホームを使用を開始する。
駅名が「大阪上本町」に変更されたのは2009年3月20日である。


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撮影時刻 2015/05/24 10:17:30



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