1544.近江鉄道高宮駅



近江鉄道高宮駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する本線及び多賀線の駅である。
多賀線は高宮から分岐する支線で、駅舎は単式ホームに接している。
1番線は本線上り、2番線は本線下りが使用、
島式ホーム3番線は多賀線の分岐に合わせ、
ホームの形も扇形に開く形になっている。
単式ホームと島式ホームとは構内踏切で結ばれている。
また単式ホーム1番線とと島式ホーム2番線の間に中線も設置されている。
近江鉄道は1889年に東海道本線が開業した時、
東海道本線や草津線のルートから外れた近江盆地の穀倉地帯を縦断する鉄道が計画され、
東海道本線彦根から関西鉄道(現・JR草津線)深川(現・甲南)までが免許されて、
1896年6月16日に設立された。
1898年6月11日に彦根から愛知川までの区間が開業、
この時高宮も中間駅として開業した。
1900年12月28日には当初の計画を変更し、貴生川まで延伸された。
1914年3月8日には多賀線が開業し分岐駅となった。
1931年3月15日には米原から彦根までが開業して本線が全通した。
電化のため1926年10月1日に宇治川電気の系列となるが、
戦時中の電力統制政策で宇田川電気から分離し、箱根土地の系列下となった。
1944年3月1日には八日市鉄道を傘下とするが、一部は後に廃止された。
現在でも西武鉄道が74.5%、西武建設が20.5%の株式を所有する西武鉄道系列である。
現在の駅舎は2002年3月29日に使用開始、
コミュニティーセンターを併設している。


画像 dd21715
撮影時刻 2015/06/13 10:23:30



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