1547.近江鉄道日野駅



近江鉄道日野駅は相対式2面2線の地上ホームを有する近江本線の駅である。
駅舎側のホームが1番線に付番され下りが使用、
駅舎の反対側のホームが2番線に付番され上りが使用する。
上下線の間には中線が設置され、
日野に停車しない列車は中線を使用する。
2つのホームは構内踏切で結ばれ、
列車停止時にも構内踏切が使用できるように千鳥配置となっている。
近江鉄道は1889年に東海道本線が開業した時、
東海道本線や草津線のルートから外れた近江盆地の穀倉地帯を縦断する鉄道が計画され、
東海道本線彦根から関西鉄道(現・JR草津線)深川(現・甲南)までが免許されて、
1896年6月16日に設立された。
1898年6月11日に彦根から愛知川までの区間が開業、
当初の計画を変更、貴生川を終点にして、
1900年10月1日に八日市から日野までの区間が開業、
この時終着駅として同時に開業した。
同年12月28日には貴生川まで延伸して中間駅となった。
1931年3月15日には米原から彦根までが開業して本線が全通した。
電化のため1926年10月1日に宇治川電気の系列となるが、
戦時中の電力統制政策で宇田川電気から分離し、箱根土地の系列下となった。
1944年3月1日には八日市鉄道を傘下とするが、一部は後に廃止された。
現在でも西武鉄道が74.5%、西武建設が20.5%の株式を所有する西武鉄道系列である。


画像 dd21767
撮影時刻 2015/06/13 14:33:40



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