1567.天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅



天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する天竜浜名湖線の駅である。
駅舎側の単式ホームは1番線に付番、上りが使用、
島式ホームの2番線は下りが使用、
3番線も下りが使用するが、上り列車も使用可能になっている。
天竜二俣は天竜浜名湖鉄道の本社や車両基地も併設されている。
天竜浜名湖鉄道ははもともと国鉄二俣線だった区間で、
そのため線路が繋がっており、
甲種輸送や検測車の入線などに使われる。
天竜浜名湖鉄道は国鉄の特定地方交通線二俣線を引継ぎ、
天竜浜名湖線を運営する第三セクターである。
1986年8月18日に設立し、
1987年3月15日より天竜浜名湖線を開業した。
二俣線はもともと掛川から遠江二俣、三河大野を経て、
大井(現・恵那)に至る鉄道として、
遠美線として計画されたが、
軍事上の要請から東海道本線のバイパス線として、
遠江二俣と新所原を追加して建設された。
二俣線は1935年4月17日に掛川から遠江森までの区間が部分開業、
1936年12月1日には二俣西線として新所原から三ヶ日までの区間が開業、
この時に掛川から遠江森までの区間が二俣東線に改称、
二俣西線は1938年4月1日に金指まで延伸、
1940年6月1日に遠江森から金指の区間が開業し、
掛川から新所原までの区間が全通し、
これに合わせて二俣東線が新規開業区間及び二俣西線を編入し、
二俣線に改称された。
1984年6月22日に第2次特定地方交通線として廃止が決定、
これを受けて国鉄分割民営化の直前、
1987年3月15日に国鉄二俣線が廃止、
同時に天竜浜名湖鉄道に転換されて天竜浜名湖線となった。


画像 dd21949
撮影時刻 2015/09/20 12:49:32

駅に併設されている「ホームラン軒」。


画像 dd21950
撮影時刻 2015/09/20 12:49:50
天竜浜名湖鉄道本社。


画像 dd21960
撮影時刻 2015/09/20 13:12:54




REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2020