1683.JR山陽本線福山駅



JR福山駅は島式3面6線の高架ホームを有する、
山陽本線の駅であり、福山から芸備線塩町を結ぶ福塩線の起点駅でもある。
また山陽新幹線のホームもあり、
新幹線ホームは相対式2面2線の高架ホームで、
3階部分にホームを有する。
ホームに接していない中線が上下線2本あり、
福山に停車しない列車はここを通過する。
1番線は下り、2番線は上りが使用する。
在来線は新幹線ホームから続きで付番され、
2階部分にホームを有する。
3番線、4番線のホームは山陽本線下り、
5番線、6番線のホームは山陽本線上り、
7番線、8番線は福塩線が使用する。
3番線は主に福山折り返しの下り列車や長時間停車の列車が使用、
6番線は福山折り返しの上り列車や長時間停車の列車が使用する。
山陽本線は山陽本線が敷設した路線で、
1891年9月11日に笠岡から福山まで延伸した時に終着駅として開業した。
同年11月3日には尾道まで延伸し、途中駅となる。
山陽鉄道は1906年12月1日に国有化、
1909年10月12日の線路名称制定により山陽本線となる。
1913年11月17日には鞆鉄道が、
福山から鞆まで敷設されたが、1954年3月1日に廃止された。
1914年7月21日には両備軽便鉄道が、
両備福山から府中町(現・府中)まで開業した。
両備軽便鉄道は1933年9月1日に国有化、福塩線となる。
1935年12月14日に福山から横尾の区間を新線に切り替え、
両備福山を福山駅に併合した。
1975年3月10日の山陽新幹線の、
岡山から博多の延伸開業時に福山にも駅が開業した。
福山は福山城の三の丸や内堀、外堀の一部を埋め立てた跡に出来た。
画像は南口で、2019年5月に「ばら公園口」の愛称が付いた。
同時に北口は「福山城口」となった。
南口には「五浦釣人像」があり、そこには以下のように解説されている。

   五浦釣人像

  この五浦釣人像は 昭和五十年 山陽新幹線の開通と
 福山駅舎の落成を記念して 本市の名誉市民平櫛田中先生の
 ご厚情をうけて建立したものです
  田中翁の快心作といわれるこの像には
 翁の生涯の師として崇敬された岡倉天心先生が東京から五浦に移って
 横山大観など多くの偉才を育てたことを釣にたとえ
 師に対する報恩の気持ちがこめられています
  田中翁は 練達した彫技法による写実的な作風で田中芸術を開花させ
 世界に誇る木彫の名匠として活躍されましたが
 昭和五十四年 百八才で他界されました

    文化功労 文化勲章受章者
    日本芸術院会員 東京芸術大名誉教授
                         福山市


画像 dd23363
撮影時刻 2017/07/22 12:40:10

南口に設置された「五浦釣人像」。


画像 dd23360
撮影時刻 2017/07/22 12:02:21
JR福山駅北口。


画像 dd23362
撮影時刻 2017/07/22 12:05:23




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