1710.長良川鉄道北濃駅



長良川鉄道北濃駅は島式1面2線の、
地上ホームを有する越美南線の駅である。
越美南線の終着駅であり、全ての列車が折り返すため、
島式ホームの駅舎側の乗り場しか使用されず、
実質的に1面1線の運用になっている。
長良川鉄道は国鉄特定地方交通線だった越美南線を受け継ぎ、
運営している第三セクターである。
越美南線は美濃太田から越前花堂を結ぶ越美線として、
美濃太田側から敷設した路線である。
1923年10月5日に美濃太田から美濃町(現・美濃市)までが開業、
1926年7月15日に板取口(現・湯の洞温泉口)まで延伸、
1927年4月10日に美濃洲原(現・母野)まで延伸、
同年10月9日に美濃下川(現・大矢)まで延伸、
1928年5月6日に深戸まで延伸、1
929年12月8日に郡上八幡まで延伸、
1932年7月9日に美濃弥富(現・郡上大和)まで延伸、
1933年7月5日に美濃白鳥まで延伸、
1934年8月16日に北濃まで延伸時に終着駅として開業、全通した。
この先は越前花堂から九頭竜湖まで敷設された、
越美北線と接続し、越美線となる予定だったが、
この時の工事が行われることはなく、
1984年6月22日には第2次特定地方交通線として廃止が承認された。
これを受けて1986年8月28日に長良川鉄道が設立、
同年12月11日に国鉄より越美南線を継承して開業した。
越美南線北濃と越美北線九頭竜湖間の未成区間は約24kmである。


画像 dd23746
撮影時刻 2018/02/18 12:16:31



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