1768.錦川鉄道清流新岩国駅



錦川鉄道清流新岩国駅は単式1面1線の、
地上ホームを有する錦川清流線の駅である。
盛り土上に設置され、階段を降りて駅の外に出る。
開業時は島式1面2線構造だったが、
現在は下り線の方のみを使用、上り線線路は撤去されている。
錦川清流線は、国鉄岩日線として開業した区間を、
第三セクターの錦川鉄道が転換したものである。
岩日線は山陽本線岩国と山口線日原を結ぶ路線として計画され、
1960年11月1日に川西から河山までの区間が開業、
1963年10月1日に錦町まで延伸された。
しかし全通されることなく第2次特定地方交通線として廃止が承認、
これを受けて岩国市が中心に設立された第三セクターの、
錦川鉄道が1987年4月1日に設立、
同年7月25日に日岩線を転換して錦川清流線が開業した。
清流新岩国駅は日岩線が国鉄の路線として、
川西から河山までの区間が開業したのと同時に開業した。
開業時の駅名は「御庄」だった。
1975年3月10日に山陽本線が岡山から博多まで延伸、
約300mの距離に新岩国駅が開業した。
しかし徒歩移動は十分に可能だが別駅扱いとなっていた。
2013年3月16日に駅名を「清流新岩国」に変更している。
ホームには山陽新幹線新岩国までの案内図があり、
新幹線の高架下外側に連絡通路も設置されている。


画像 dd24867
撮影日時 2019/07/27 16:57:38

清流新岩国益全景。
JR新岩国駅との連絡通路から望める。


画像 dd24870
撮影日時 2019/07/27 16:59:38




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