1826.四日市あすなろう鉄道追分駅



四日市あすなろう鉄道追分駅は単式1面1線の、
地上ホームを有する内部線の駅である。
内部線は1911年に設立された三重軌道が敷設した路線で、
1912年10月6日に南浜田(現・廃止)から日永の区間が部分開業、
1913年5月16日には南浜田から諏訪前まで延伸、
1915年12月25日には諏訪前から四日市まで延伸された。
1916年7月に三重鉄道が設立され、三重軌道の路線を継承、
1922年1月10日には日永から小古曽まで延伸、
同年6月21日に小古曽から内部まで延伸して全通した。
追分はこの時に同時に開業している。
三重鉄道は1944年2月11日に三重交通に合併、
三重交通は戦時中の交通統合で誕生した会社で、
現在の三岐鉄道北勢線を開業させた北勢電気鉄道、
現・近鉄志摩線を開業させた志摩電気鉄道のほか、
路線バスなどを運営していた三重県下のいくつかの会社が合併して誕生した。
1956年11月に現在のような行き違い設備が設置された。
戦後の1964年2月1日に鉄道部門を分社化し、
三重電気軌道が誕生、これを1965年4月1日に近鉄が合併した。
長らく近鉄の路線として活躍してきたが、
内部線と八王子線はナローゲージ路線で、
車両の更新時に他路線から流用出来ないなどの問題もあり、
近鉄はバス高速システムへの意向を打診、
四日市市と協議して結論として鉄道施設を四日市市が保有、
近鉄と四日市市の出資の新会社が運営することになった。
そして2014年に四日市あすなろう鉄道が設立、
近鉄の内部線と八王子線を2015年4月1日からを引き継いだ。


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撮影日時 2020/08/09 9:14:09



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