1842.JR田沢湖線小岩井駅



JR小岩井駅は相対式2面2線の、
地上ホームを有する田沢湖線の駅である。
1番線は上り、2番線は下りが使用する。
田沢湖線は奥羽本線大曲から東北本線盛岡を結ぶ地方交通線で、
標準軌に改軌され、新在直通特急「こまち」が運行される、
秋田新幹線のルートの一部にもなっている。
盛岡側からは橋場軽便線として、大曲側からは生保内軽便線として建設された。
橋場軽便線として1921年6月25日に盛岡から雫石が開業、
この時に小岩井も同時に開業した。
1922年7月15日に橋場まで延伸したが、
戦時中の1944年10月1日に雫石から橋場は、
不要不急路線として休止された。
生保内線として1921年7月30日に大曲から角館までが開業、
同年12月11日に神代まで延伸、
1923年8月31日に生保内(現・田沢湖)まで延伸された。
橋場軽便線線、生保内軽便線は1922年9月2日、
それぞれ橋場線、生保内線に改称されている。
戦後、1964年9月10日に雫石から赤渕までの区間が生橋線として開業、
生橋線は1966年10月20日に赤渕から田沢湖に延伸、
橋場線、生保内線を編入の上、田沢湖線に改称した。
生保内が田沢湖に改称したのは1966年10月1日である。
田沢湖線は1966年3月30日より全線休止、バス代行となり、
約1年を掛けて狭軌から標準軌に改軌、
1997年3月22日より標準軌として営業再開、
秋田新幹線「こまち」が新在直通特急として盛岡から乗り入れてくる。


画像 dd26203
撮影日時 2020/09/21 16:43:22



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