1860.小田急電鉄新松田駅



小田急新松田駅は島式2面4線の地上ホームを有する小田原線の駅である。
1番線は下り待避線、2番線は下り主本線、
3番線は上り主本線、4番線は上り待避線が使用する。
画像は北口で、ホームや南口は跨線橋で結ばれている。
新宿方面から新松田に入線する直前にJR御殿場線をアンダーパスする。
その直前に小田急小田原線からJR御殿場線への渡り線があり、
ロマンスカー使用の特急「ふじさん」はこの渡り線を使用して、
JR御殿場線に入りJR松田駅に停車する。
JRの駅であるが特例としてここまでは小田急の乗車券で利用出来る。
小田急電鉄は鬼怒川水力電気を親会社として、
1923年5月1日に小田原急行電鉄として創立された。
1927年4月1日に小田原線が全線開業する。
この時に松田も同時に開業した。
1929年4月1日には江ノ島線が全線開業した。
1940年5月1日に帝都電鉄を合併、
帝都電鉄の路線は現在の京王井の頭線にあたる。
小田原急行電鉄は1941年3月1日に鬼怒川水力電気に合併、
鬼怒川水力電気は小田急電鉄に社名変更する。
陸上交通事業調整法により1942年5月1日に、
京浜電気鉄道とともに東京横浜電鉄に合併、
東京横浜電鉄は東京急行電鉄に社名変更した。
戦後の1948年6月1日に東京急行電鉄から、
京王帝都電鉄(現・京王電鉄)、京浜急行電鉄とともに分離される。
小田急は箱根登山鉄道乗り入れを切望してこれを系列化に加え、
その代償として帝都線を京王電気軌道に譲った。
1950年8月1日には箱根登山鉄道の箱根湯本まで乗り入れ開始した。
小田急小田原線と国鉄(現・JR東海)御殿場線との渡り線は、
1955年10月頃に完成した。
駅名の“新松田”は地名の神奈川県足柄上郡松田町から取られており、
JR松田駅が1889年2月1日に先に開業していることから、
1927年4月1日に開業した小田急は“新松田”の駅名になった。
地名の“松田”は寒田神社の祭祀料をまかなう、
「祭り田(まつりだ)」があったことに由来している。


画像 dd26675
撮影日時 2021/10/03 11:12:11

小田急新松田駅南口。


画像 dd26682
撮影日時 2021/10/03 11:58:26




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