1862.小田急電鉄足柄駅



小田急足柄駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する小田原線の駅である。
ホーム長は120mしかなく、10両編成の車両は停車が不可能である。
単式ホームの1番線に隣接して駅舎が設置されており、
島式ホームとは跨線橋で結ばれている。
また小田原線開業当時にはここに車庫が設置されていた。
その名残で留置線があるが、運用は回送運転され小田原始発となる。
小田急電鉄は鬼怒川水力電気を親会社として、
1923年5月1日に小田原急行電鉄として創立された。
1927年4月1日に小田原線が全線開業する。
この時に足柄も同時に開業した。
1929年4月1日には江ノ島線が全線開業した。
1940年5月1日に帝都電鉄を合併、
帝都電鉄の路線は現在の京王井の頭線にあたる。
小田原急行電鉄は1941年3月1日に鬼怒川水力電気に合併、
鬼怒川水力電気は小田急電鉄に社名変更する。
陸上交通事業調整法により1942年5月1日に、
京浜電気鉄道とともに東京横浜電鉄に合併、
東京横浜電鉄は東京急行電鉄に社名変更した。
戦後の1948年6月1日に東京急行電鉄から、
京王帝都電鉄(現・京王電鉄)、京浜急行電鉄とともに分離される。
小田急は箱根登山鉄道乗り入れを切望してこれを系列化に加え、
その代償として帝都線を京王電気軌道に譲った。
1950年8月1日には箱根登山鉄道の箱根湯本まで乗り入れ開始した。
駅名は開業当時の所在地の足柄下郡足柄村に由来する。
しかし現在は市町村合併により現在は神奈川県小田原市扇町三丁目となっている。


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撮影日時 2021/10/03 12:47:57



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