1881.JR大船渡線気仙沼駅



JR気仙沼駅は単式1面1線と島式1面と島式1面2線、
更に島式ホームの一ノ関方面の一部を切り欠いた計2面4線の大船渡線の駅である。
大船渡線は一ノ関から気仙沼を経由して盛までを結ぶ105.7kmの非電化単線だったが、
2011年3月11日の東日本大震災で全線不通になり、
その後、一ノ関から気仙沼までは再開されたが、
被害が大きかった気仙沼から盛までの区間は鉄道での再開は断念され、
BRTへの転換が決定、2013年3月2日から運行が開始された。
気仙沼駅は前谷地から気仙沼を結ぶ気仙沼線も接続していて、
東日本大震災の時に大船渡線と同様被災し、
前谷地から柳津までの区間はその後復興したが、
柳津から気仙沼まだの区間は鉄道としては廃止、BRTに転換された。
気仙沼駅はBRT転換以前は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線構造だった。
駅舎側の単式ホームは1番線に付番され、
気仙沼線BRT降車専用と大船渡線BRT乗り場として使用されている。
駅舎側の一部線路のある部分は3番線に付番、反対側は4番線に付番、
3番線、4番線ともに折り返し一ノ関方面の鉄道線が使用する。
切り欠きホームには番線付番はされていない。
大船渡線は鉄道省が敷設した路線で、
1925年7月26日に一ノ関から摺沢まで部分開業、
1927年7月15日に千厩まで延伸、1928年9月2日に折壁まで延伸、
1929年7月31日に気仙沼まで延伸、終着駅として開業した。
その後も延伸され、1932年3月19日には上鹿折、
1933年2月15日に陸前矢作まで延伸、同年12月15日に細浦まで延伸、
1934年9月3日に大船渡まで延伸、
1935年9月29日に盛まで延伸し、全通した。


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撮影日時 2022/07/24 11:49:25



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