1932.JR鹿児島本線二日市



JR二日市駅は島式2面4線の地上ホームを有する鹿児島本線の駅である。
1番線、2番線は下り、3番線、4番線は上りが使用する。
かつては単式1面2線構造だったが、単式ホームの線路を撤去し、
3番線、4番線ホームを新設し、各ホームとは跨線橋で結ばれた。
下り特急は1番線を使用、上り特急は3番線を使用する。
二日市止まりで上りに折り返す下り列車は3番線に入線する。
鹿児島本線は九州鉄道によって敷設された路線であり、
1889年12月11日に博多から千歳川仮停車場の区間が敷設された。
二日市もこの時に同時に開業している。
翌年、1890年3月1日に千歳川仮停車場から久留米まで延伸され、
千歳川仮停車場は廃止された。
第61代から第63代内閣総理大臣を務めた佐藤栄作氏が、
鉄道省門司鉄道局時代に1926年11月から、
翌、1927年4月まで駅長として勤務していた。
現在の駅舎が供用開始されたのは国鉄分割民営化直前の、
1987年3月11日で、
太宰府天満宮をイメージしたデザインになっている。
ただ、ここから題材府天満宮とは約3.6km離れており、
西鉄でのアクセスの方が便利である。
駅所在地は福岡県筑紫野市二日市中央一丁目で、
開業当時の地名は福岡県御笠郡二日市村が駅名由来である。
“二日市”とは鎌倉時代に始まった市場を指し、
売り手と買い手が一所に集まって毎月、二のつく日に行ったたことから、
その市を“二日市”と呼ぶようになったという。


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撮影日時 2022/11/20 11:33:13



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