1935.JR鹿児島本線スペースワールド



JRスペースワールド駅は島式2面4線の高架ホームを有する鹿児島本線の駅である。
1番線、2番線は下りが使用、停車車両は1番線を使用、
2番線は原則として特急や貨物列車などの通過列車が使用する。
3番線、4番線は上りが使用、基本的には3番線を使用する。
一部の列車は4番線を使用する。
鹿児島本線は九州鉄道により敷設された路線だが、
1891年4月1日に黒崎から門司までの区間が開業した際、
現在より内陸部を走るルートによって敷設された。
その後、1902年12月27日に黒崎から小倉までを、
海側の短絡線を走る戸畑線が開業した。
九州鉄道は1907年7月1日に国有化されたが、
翌年、内陸部を走る経路は大蔵線と改称、1911年10月1日に廃止された。
戸畑線が正式な鹿児島本線のルートとなったが、
その当時は八幡製鐵所工場敷地を迂回するルートとして敷設されていた。
しかし1970年代になると一部の機能を移転したことにより遊休地が生じ、
そこに1990年4月22日に開業したのが、
宇宙を題材にしたテーマパークの“スペースワールド”である。
開業当時の最寄り駅は枝光だったが、
八幡製鐵所を迂回する形で敷設された鹿児島本線を、
遊休地の西側を直通する線形に変更することが検討され、
短絡ルートが1999年7月2日に高架路線として完成、
同時に“スペースワールド”への最寄り駅としてスペースワールド駅が開業した。
“スペースワールド”は入場者数の減少による経営難を理由に閉園が決定、
2018年1月1日午前2時に閉園した。
しかし閉園後も駅名の変更は行われず、そのまま“スペースワールド”のままである。
跡地にはイオン系の商業施設「「THE OUTLETS KITAKYUSHU」が開業した。


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撮影日時 2022/11/20 14:00:12



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